EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー宗像教室のゆみこ先生です。
レッスンの前にHちゃんが「先生〜!」とかけ寄って、袋いっぱいの折り紙の作品を見せてくれました。
嬉しそうなHちゃんの顔を見ていたら、宗像教室の最初の生徒さんである中村円香ちゃんの顔が浮かんできました。
円香ちゃんと出会ったのは、ちょうどHちゃんと同じくらいの歳でした。
20年前、宗像教室の開校を待っていたという円香ちゃんのお母様。
「もう、卵のパックやら紙くずが部屋一面に広がってて、大変なんですよ〜!」
と、困った顔をされながらも、しっかり円香ちゃんが大好きな工作を思う存分にさせてあげていたそうです。
その円香ちゃんが小学5年生のときに描いた自転車の絵は、東京国立美術館で永久保存されています。
宗像教室の玄関正面にも、コピーさせていただいたものを飾っています。
その後、円香ちゃんは大学でデザインを学び、今は社会人として働きながら、デザインイベントにも参加しているそうです。
円香ちゃんデザインの博多人形は大人気で、教室にも大切に飾っています。
これからもさらに円香ちゃんの「大好き」は膨らんで、たくさんの人々を笑顔にしていくのでしょうね。
レッスンで子どもたちに見せるフラッシュカードには、名画もあります。
名画の色彩やタッチ、構図などが無意識の中に入っていき、絵を描く時に発揮されるのです。
Hちゃんをはじめ、どの子もみんな、それぞれの「大好き」を大切にしてほしいと、先生たちは願っています。
そして、その「大好き」が将来のやりがいのある仕事へと結びついていくことでしょう。