太宰府天満宮「神幸式大祭」に行ってきました!

EQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室の近くには、学問の神様 菅原道真公を祀った太宰府天満宮があります。

その太宰府天満宮では、秋分の時期に「神幸式じんこうしき大祭たいさい」が開催されます。
平安時代から長きにわたり続いていて、福岡県無形民俗文化財に指定されています。
今年は9月21日~25日に開催されました。
 
「神幸式大祭」は、道真公ご在世の往事を偲び、御神霊おみたまをお慰めするとともに、皇室のご安泰と国家の平安、さらには五穀豊穣を感謝する秋祭りです。
(太宰府天満宮 公式ホームページより引用)
 
おまつり期間中は、道真公の御神霊をのせた御神輿おみこし、平安装束姿の行列、御神牛ごしんぎゅうが御本殿と榎社えのきしゃ(道真公の住まい)の間を往復します。

最終日の25日には、心字池しんじいけ周辺の千本のろうそくに火が灯され、道真公の御神霊を鎮める「千灯明せんとうみょう」や、水上舞台での水上神楽が行われます。

私たちスタッフは、23日に行われた「お上りの儀」の一般参列に行ってきました。
「お上りの儀」とは、前日の「お下りの儀」で御本殿から榎社に下って一晩過ごされた道真公の御神輿が、今度は榎社から御本殿に戻られるという一連の神事です。

太宰府天満宮 神幸式大祭

御神輿が鮮やかな平安装束姿の列に守られながら進み、あたりは厳かな空気に包まれます。
また、牛車がゆっくりと力強く進む様は圧巻です。

太宰府天満宮 神幸式大祭

立ち寄った浮殿で舞が献上される頃には、陽が沈みはじめます。
再び薄暗い中を提灯を掲げながら進む行列は、何とも言えない幻想的な世界を醸し出します。

太宰府天満宮 神幸式大祭

御本殿が改修工事中のため、仮殿でとりおこなわれていましたが、神事は荘厳なものでした。
夜の闇も手伝ってか、神秘さを増した境内では舞が献上され、4時間余りにわたる儀式は無事に終わりました。

ここまで長時間参列したのは初めてでしたが、参道は身動きしづらいほど多くの参列者で埋め尽くされ、地域で長年愛されてきた文化の魅力を改めて感じました。

太宰府天満宮 神幸式大祭

「お上りの儀」で見られる稚児ちご行列には、地域の子どもたちが参加します。
EQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室の生徒さんも参加していました。

暑い中、慣れない衣装に身を包み、2時間ほどかけてしっかりとした足取りで進んでいく姿は、とても凛々しく立派でした。
保護者様からとっておきの写真をいただきました。
(掲載の許可をいただいています)

太宰府天満宮 神幸式大祭
Tくん(7歳)とRくん(7歳)

太宰府天満宮 神幸式大祭
Cちゃん(4歳)

太宰府天満宮 神幸式大祭
Hちゃん(4歳)

みんな、よくがんばりましたね!

EQWELチャイルドアカデミーでは、フラッシュカードや暗唱などで、日本の伝統や文学などに触れ、幼い頃からお子さまの感性を磨きます。
参加したみんなも、絵や言葉の響きで知った平安時代の再現に、心が震えたのではないかと思います。
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