ゴールデンウィークが終わり、年長(5歳〜6歳)のお子さんはあと10ヶ月ほどで小学生になりますね。
ランドセルや学習机の準備をそろそろ始めるころでしょうか。
ワクワクしますね。
ところが、いざ入学すると、幼稚園・保育園生活とは大きくリズムが変わるため、
なかなか馴染めず、苦労する子もいるようです。
入学まで10ヶ月の今がチャンスです!
少しずつリズムを変化させれば、スムーズに小学校生活をスタートさせることができますよ♪
昼寝の時間を減らす
年長になったらある程度の体力がついてくるので、昼間は活動的に過ごせるようになります。
可能であれば、昼寝はしなくても構いません。
幼稚園や保育園でも、小学校入学に向けて、徐々に昼寝の時間を調整していきます。
園で昼寝をしてくる場合は、帰宅後にさらに寝てしまうことのないようにしましょう。
昼から夕方にかけて寝過ぎてしまうと、夜ふかしになってしまいます。
夜ふかしすると朝起きれなくなり、登園準備がバタバタ、小学校の登校時間までに間に合わない・・・と悪循環が起こってしまいます。
徐々に昼寝を減らし、日中に体力を使わせて早寝早起きにつなげましょう。
帰宅後のリズムを変える
小学校入学後は「帰宅→持ち帰った道具の整理整頓→宿題→明日の準備」の流れが理想です。
今から、その予行練習を始めましょう。
幼稚園・保育園から帰ってきたら、一連の流れを実践させます。
- お弁当箱・水筒を台所に、ハンカチ・くつしたなどを洗濯物置き場に持っていく
- 短時間でも良いので机に向かう
大切なのは「机に向かう」という行動を習慣化すること。おえかき、ブロック、積木、絵本読みなど、子どもが興味があることでOK - 明日必要なものを準備する
続けることで行動が習慣づけられます。
今から始めておけば、時間は十分にあります。
初めは難しいかもしれないので、親がやって見せましょう。
徐々に一緒にして、最後は一人でできるようになると、帰宅後①〜③をするのが当たり前になります。
ここまでできるようになれば、小学校入学後すぐから自立できるでしょう。
寝る環境を整える
朝のリズムを作るには、昼間は活動的に過ごし、夜は早く寝かせることが大切です。
入眠環境は眠りの質を左右しますので、騒々しくないか、照明を落としているか、暑すぎたり寒すぎたりしないかを確認しましょう。
せっかく寝ようと思っても、横でおしゃべりが聞こえたり、部屋が明るすぎたりすると、刺激を受けて目が冴えてしまいます。
このような要因をカットするだけで、質の良い睡眠を得られます。
お父さん・お母さんと同じ布団で寝ているお子さんは、この機会に一人でも眠れるように促しましょう。
また、寝る前にYouTubeを見たり、ゲームをしたりしていませんか?
パソコンやスマホなどの視聴は、子どもの脳への刺激が強く、睡眠を妨げる原因になります。
寝る前の視聴を控えることで、脳を無理なく休めることができるのです。
5~6歳の理想の睡眠時間は9~11時間と言われていますので、
朝6時半に起きるとすれば、夜9時までには布団に入るようにしましょう。
「憧れの小学生=かっこいいおにいちゃん・おねえちゃん」になるため、少しずつおけいこを始めておきましょう。
少しずつ慣らしておけば、4月から楽しい小学校生活が送れますよ♪