「幼児教育を受けた子は、どんな風に成長するんですか?」
そんな保護者のみなさまの疑問にお答えするには「実際にお話を聞いていただくのが一番!」ということで、2組の卒業生親子にお話を聞くオンラインインタビューを開催しました。
ゲストスピーカーとしてご参加くださったのは、宗像教室卒業生2組の親子です。
九州大学 共創学部3年生のMくんとお母さま
大濠高校 中高一貫コース1年生のIくんとお母さま
Mくんは現在、NPO法人まちづくりむなかたの学生グループとして、地域の子どもたちや企業と一緒に「地域のお兄さん」を目標に活動中とのこと。
3歳から「幼児コース」に通い始め、2010年にEQWELを卒業しました。
Iくんは、人に教えたり、人をまとめていくことが得意で、将来は、教育者かプロジェクトリーダーとして社会に貢献したいそうです。
2歳から「幼児コース」、4歳から「英語コース」に通い始め、2016年にEQWELを卒業しました。
二人とも、頼もしいお兄さんに成長してくれていますね!
オンラインインタビューでお話してくださったことを、ほんの一部ですがご紹介します♪
「子どもが25歳になったとき」を意識
(Mくんのお母さま)
「◯◯しなさい」とはあまり言わないようにして、「やることは終わらせてから遊びに行こうね」という声かけをしていました。
子どもと接する時は「25歳になったときに、この子がどうなっていたら良いか」をいつも意識していました。
家庭ではCDをかけ流し、好きなところは繰り返しかけました。
教室でもCDを聴くので、本人は先に覚えちゃおうという感覚だったんだと思います。
家でもフラッシュカード・絵本・つみきをたっぷり楽しみました。
「恐竜」「国旗」などフラッシュカードは手作りしました。
好きなフラッシュカードは、子どもが自分で持ってくるので、楽しみながら頻繁に見せていました。
家庭での取り組みは「やらなきゃ」ではなく、「遊びの延長」と捉えていました。
小学生になってからも塾には行かず、小学生コースに通い続けました。
遊ぶときも机で
(Iくんのお母さま)
小さい頃は、EQWELでのママ友に聞いた習い事をいろいろやらせてみました。
その中から「いつか何かにつながれば」という想いでした。
私は、家庭での環境作りに力を入れていました。
テレビはなし、毎日CDをかけ流す、絵を飾る・・・など。
やらせたいことがすぐ取り組めるように、リビングの子どもの手が届くところに必要なものをセッティングしていました。
遊ぶときも床でなく机でと、机に向かうのが苦にならないよう習慣づけをしました。
その甲斐もあって、中学1年生で英検準2級に合格することができました。
EQWEL卒業生親子が伝えたいこと
- Mくん
親がそんなにがんばらなくても、子どもはできます。
期待しすぎは、子どものプレッシャーになります。
気合いを入れすぎることなく、もっと気楽に。 - Iくん
させたいものがすぐそばにあると良いと思います。
楽しいものが近くにあると、子どもはさわりたくなります。
あくまでも、そっと置いておくこと。
そうすると、子どもはさわります。 - Mくんお母さま
がんばりすぎているママが多いと思います。
ママが一緒に楽しんでくれたら、それで良いと思います。
ママが好きなことを、子どもも好きになってくれます。 - Iくんお母さま
子どもを変えたいときは、自分が変わることが必要。
自分が楽しく関わっていくこと。
できないところではなく、できるところに目を向けましょう。
EQWELでも先生からできているところを見つけてもらったおかげで、「あー、やってみよう」という気持ちになれました。
卒業生親子のお話を聞いていると、親も一緒になって幼児教育をどう楽しむかが大切だということがわかりました。
全てをお膳立てするのではなく、子どもが自ら考え工夫できる余白を残しておくと、いつのまにか子ども自身が自分の足で進んでいくことができているんですね。
私たちスタッフにとっても、貴重なお話を聞けて、充実した時間になりました。
このような機会を、今後もつくっていけたらと思っています。
今回、ご参加できなかったみなさんも、ぜひ次の機会にお待ちしています。