楽しい子育て7「親子関係がうまくいく方法」

こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の7回目は、親子関係がうまくいき、しつけで悩むことがなくなる方法お伝えします。

子どもたちに知識を教え、学力をつけさせることを「教育」と考えている方が多いようです。
「教育」とは、子どもたちが本来持っている能力を引き出してあげることこそ、本来の意味の「教育」ではないでしょうか。

知識を教えることを「教育」と考えてしまうと、記憶をテストし、学力を競わせます。
これは競争を生み、対立を生じさせます。

子どもたちが本来持っている能力を引き出すには、脳の可能性を最大限に広げることが不可欠です。
左脳は主に「言語」が学習の媒体で、右脳は「イメージ」が媒体です。
イメージ力が優れている子は、左脳が司る「記憶力」「表現力」「発想力」などと結びついて、ぐんぐん伸びていきます。
私たちは、左脳と右脳が結びついた「全脳」教育と呼んでいます。

そこで大切なのが“イメージトレーニング”です。

スポーツの世界では、イメージトレーニングは当たり前のように活用されています。
陸上や水泳選手は、新記録を出すイメージをしたり、フィギュアスケートや体操選手は演技が成功しているイメージをしたりするのです。

最近では、医療の世界、学習の世界でも、盛んに使われるようになってきました。

イメージトレーニング

 
・縄跳びが苦手
・かけっこが遅い
・水泳が不得意
・ピアノが苦手
・字が下手
・絵がうまく画けない
・本読みがスムーズでない
・計算が遅い

こんなお子さまは、イメージトレーニングでスイスイ、上手にできているところをイメージさせてあげれば、うまくできるようになります。

小学生以下の子どもたちは、すぐその場でイメージをみることができますが、小学生以上になるとイメージを見させるための多少の準備段階が必要になります。
左脳(理論脳)が優位に働き始めているからです。

ましてや私たち大人は、ガチガチ左脳(理論・理屈)人間になってしまっています。
そう簡単にはイメージが出てきてくれません。
充分な準備トレーニングが必要かなと思います。
(準備トレーニングの方法は、この連載の中で随時お知らせします。)

 
親子でイメージが見えるようになると、もっと楽しい子育てができます。
イメージの中では、怪獣・お姫様・宇宙人・ちょうちょ・魚・鳥・花など、何にでもなれます。
なぜならば、そこはリラックスした、夢の世界だからです。

親子でイメージ遊びをすると、一体感が生まれます。
親子関係がうまくいき、しつけで悩むことはなくなります。
親も子もストレスのない、リラックスした、楽しい子育てができるようになるのです。

イメージトレーニング