「うちの子、悪いことをしても“ごめんなさい”が言えないんです…」
そんなお悩みを持つ3歳児の保護者は少なくありません。
でも実は、3歳児にとって「ごめんなさい」はまだ少し難しい言葉。
叱られそうな『不安』や『恥ずかしさ』が先に立ってしまうのです。
今回は、“ごめんなさいが言えない”3歳児への向き合い方をお伝えします。
「ごめんなさい」が言えないのは成長の途中
3歳児は、心がぐんぐん育ち始める一方で、気持ちの整理がまだうまくできない時期です。
「悪いことをした」という気持ちよりも、「怒られるかも」「恥ずかしい」といった気持ちが先に立ってしまうのです。
「ごめんなさい」が言えないのは成長のひとコマ。
お友だちのおもちゃを取ってしまったり、ぶつかってしまった時に黙り込んだりする姿は、子どもなりの“戸惑い”だと理解してあげましょう。

言葉を強要せず気持ちを代弁
「謝りなさい!」と強く言ってしまうと、子どもは「ごめんなさい=イヤなこと」と感じてしまい、余計に心を閉ざしてしまうことがあります。
そんな時は、「びっくりしたね」「悲しかったね」と子どもの気持ちを代弁してあげましょう。
「ママは私のことをわかってくれている」と感じると、子どもの心は落ち着きます。
すると、自ら行動したり、反省の言葉が出やすくなったりします。
行動で伝える「ごめんなさい」も大切に
子どもが「ごめんなさい」と言葉にできなくても、行動で「ごめんなさい」を伝えていることがあります。
例えば、取ってしまったおもちゃを返したり、相手に近づいたりするなど。
その姿を見逃してはいけません。
「返せたね」「やさしくできたね」と認めてあげましょう。
3歳児にとって「ごめんなさい」は、まだ少し難しい言葉。
しかし、「相手を思う気持ち」から生まれる優しい「行動」を積み重ねることで、やがて「言葉」として自然に口から出るようになるのです。
子どもが「ごめんなさい」を言えない時、焦る気持ちは誰にでもあります。
しかし、その姿に確かな成長が隠れているはずです。
「今は気持ちを整理している途中なんだ」と受け止めながら、小さな“思いやりの芽”を大切に育てていきましょう。
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