こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
世間では、“知育”と“心の教育”は対立するものと考えている人もいるようです。
小学校就学前から、文字や算数を教えることに異を唱える人もいます。
世間の「英才教育」のイメージは、「頭さえ良ければいい」という“知的”な教育に偏ったことを言っているように思います。
小さい子どもは、学ぶことがとても好きです。
オモチャから
砂場から
絵本から
周りの環境すべてから学びます。
その「学びたい」という気持ちを、お父さん・お母さんのやさしい心で満たしてあげればいいのです。
そうすれば、“知識”とともに“優しさ”をも一緒に学んでくれます。
暗記中心の勉強法は、自分で考え、判断することができない頭をつくってしまいます。
受験のための知識を無理やり詰め込んでも、子どもの感性や創造性は育ちません。
自分から求め、物事に対して主体的に取り組もうとする、創造性のある子どもを育てることを目標にしましょう。
「受験」はいろんな問題を含んではいますが、決して悪いことではありません。
楽しく学ばせる中で集中力・記憶力・感性・創造性が育ち、その結果、受験に合格した。
これなら何の問題もありません。
こんな子どもは、成長しても勉強嫌いにはなりません。
新しい知識を得ることが楽しくてしょうがないのです。
本来、子どもたちはみんな、学ぶことがとても好きなのです。
でも、「学ぶことが嫌いになった」という子はたくさんいます。
それは、周りの大人が、「嫌いにさせてしまった」のです。
美しいものを見たとき、感動していますか?
そして、その「感動」をわが子に伝えていますか?
他人や生き物に、優しくしていますか?
そして、その「優しさ」をわが子に伝えていますか?
“心”を育て、“志”を育てると、“頭”も育ちます。
それこそが、“知育”です。
“知育”と“心の教育”は対立ではなく、共存するものなのです。