野原八幡宮の七五三詣り

子どもの健やかな成長を願う「七五三」と言えば11月ですよね?
ところが、EQWELチャイルドアカデミー荒尾教室から車で15分ほどの所にある『野原八幡宮』では、10月15日に行われているのです。
きっと何か伝統があるに違いないと思い、調べてみました!

野原天満宮

毎年10月15日に開催される野原八幡宮の例大祭が「のばらさん」です。
この祭りで奉納される『風流』は、760年以上の歴史を持ち、熊本県の「重要無形民俗文化財」に指定されています。
さらに、2021年には「国指定重要無形民俗文化財」、2022年には「ユネスコ無形文化遺産」にも指定されました。

野原八幡宮風流は、2人の稚児が、獅子頭に見立てた笠をつけ、成人男性による歌や笛に合わせて小太鼓と大太鼓を打ちながらゆっくりとした動作で舞う。稚児の舞振りや、稚児の被る笠などの特色から中世的色彩が濃いとも考えられ、九州北部の同種芸能の伝播【でんぱ】や芸能の変遷の過程を考える上で貴重である。
文化庁「文化遺産オンライン」より引用)
野原天満宮風流

野原八幡宮の祭神は、応神天皇(子)と神功皇后(母)の母子です。
例大祭の「のばらさん」は旧暦11月12日から15日まで行われていましたが、いつの頃か『風流』と『節馬行事』を一緒にして、15日が大祭の日となったようです。
新暦だと10月15日ですね。

祭神が母と子、そして『風流』と『節馬』にも子どもが関係しているため、この地域では一月早い10月15日が七五三祭りとなったそうです。
これで10月15日の七五三詣りの謎が解き明かされました!

今回、野原天満宮の七五三詣りについて、EQWELチャイルドアカデミー大牟田の通室生の保護者様とおじいさまに教えていただきました!
心より感謝申し上げます。

EQWELチャイルドアカデミー荒尾・大牟田教室は、30年以上に渡って地域に根づいている幼児教室です。
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