教えて!先生51「妊娠中の不安」

妊娠中は日々身体が変化して、心もなんだか落ち着きませんよね。

インターネットで検索すると、色々な情報やアドバイスが溢れていて、漠然とした不安でいっぱいになる妊婦さんが多いようです。

そこで、幼児教育に長年携わってきた観点から、妊娠中の不安を解消する方法をお伝えします。
   

自然体でいられることが一番大切

妊娠すると体型が変化したり、ホルモンの分泌が変わったりと、不安定になるのは当たり前のことです。
辛い時は無理をしないで、休むことが大切です。

本やインターネット、家族や先輩ママなどが色々な情報を提供してきて惑わされるかもしれませんが、自分が自然体でいられることが一番。
「好き」「楽しい」と思えることを、妊娠前とできるだけ同じようにした方が良いのです。
 
妊婦

 
仕事が好きな方は、体調などに問題なければ続けてください。

掃除がお好きな方は、こまめに掃除するといいかもしれません。
良い運動にもなりますし、身体を動かすことで気分転換にもなります。

好きな音楽をかけながら家事をするのもオススメです。
歌いながら家事をすると、おなかの赤ちゃんが時々おなかを蹴って反応するというお話をよく聞きます。

手づくりが好きな方なら、赤ちゃんが生まれたら着せてあげたい肌着などを作ってみるのはいかがでしょう?

好きな映画を観るのも良いですね。
私の場合、チャップリン、ミスタービーン、モンティパイソンなどの喜劇映画を観ていました。
そのせいか、息子は役者の道に進んでいきました(笑)

胎児は、妊娠20~25週で音が聞こえるようになると言われています。
おなかの中の赤ちゃんは、お母さんのステキな歌声や楽しそうな笑い声を聞いているのです。
(詳しくは教えて!先生43「胎児が自主トレ!?」をご覧ください)

 
笑っている妊婦
 

赤ちゃんと心を通わせて

不安な気持ちはたくさんあるかもしれないけれど、あと数ヶ月で赤ちゃんに会うことができます。
赤ちゃんが来てくれたことに感謝し、積極的に話しかけてみましょう。

普段からおなかの赤ちゃんに声をかけていると、検診のエコーの時に手をぱぁっと開いて反応を示してくれたりして、親子のコミュニケーションを実感することができますよ。

どうすれば良いのかわからないという方は「胎教」を習って、赤ちゃんと心を通わせてみてはいかがでしょう?
自治体や産婦人科でも胎教を教えてくれるところがあります。

EQWELチャイルドアカデミーにも「胎教コース」があります。
妊娠5、6か月頃(安定期に入っている)の方を対象に、おなかの赤ちゃんと妊婦のママが心を通わせ「母子一体感」を深めることを目的とした、実践中心のレッスンです。

胎児の発育を学び、おすすめの音楽、話しかけかた、運動のしかたなどを学べますよ。
また、妊娠中に積極的にとりたい食材や避けたほうがよい食材について、理由もあわせて実践的に学ぶことができます。

胎教コースを受けて生まれてきた赤ちゃんは、「表情豊か」「情緒が安定している」「夜泣きをほとんどしない」などの特徴がみられます。
興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。