教えて!先生63「子どもの英会話を上達させるコツ」

「英会話教室に通わせたり、英語教材を使っているのに、
 なかなか子どもの口から英語が出てこない・・・」

安心してください!
幼児期の子どもの英会話力を上達させるコツは、たった2つです!
  

コツ① 英語はビジュアル(視覚)で教える

英単語や英会話のフレーズを子どもに教える時、日本語に訳してはいけません。

例えば、「apple」という英単語を子どもに教える時、
「りんご」という日本語を教えていませんか?

2歳〜3歳の子どもは、日本語も覚えている真っ最中です。
そんな子どもにとって、「apple」と「りんご」という言葉と言葉を結びつけることはとても難しいのです。

それに比べ、子どもは「五感」を結びつけるのは得意です。

「apple」という発音を聞いた時に、りんごの絵や写真を見ると、「聴覚」と「視覚」が結びつき、それがインプットされていきます。
本物のりんごを触った「触覚」や、りんごを食べた時の甘酸っぱさ「味覚」が組み合わさると、さらに強烈にインプットされていきます。

五感で単語を理解することを続けると、自然と英語脳の回路が育っていくのです。

 
apple

また、英単語の中には、日本語訳することでかえって難しくなるものもあります。
例えば、「driveway」をインターネット英和辞典で調べると、以下のように書いてありました。

driveway
(建物・車庫などから道路までの)私設車道、車道
weblio英和辞典より引用
 
「私設車道」って、大人でもイメージが浮かびにくいのではないでしょうか?

しかし、写真を見ると一目瞭然です。

 
driveway
 

家の前の道が「driveway」です。
アメリカ式の住宅のイメージができ、「driveway」がすっと入ってきますよね。

英会話で出てきた単語やフレーズは「実物」を見せて、そのビジュアル(映像)を覚えてくれれば、それでOK!
わざわざ日本語訳を覚える必要はないのです。
 

コツ② 日常生活で英語を使う

英会話教材に出てくるフレーズや会話を、ただ覚えさせるだけで終わっていませんか?

何度もくり返し読み聞かせしたり、言わせたりすれば、子どもはそのフレーズをそのまま単語と共に覚えてしまうでしょう。
ただ、丸暗記で終わってしまうと、時間が経つにつれ忘れてしまいます。

「暗記」を「記憶」へ変えるには、「主語や単語を変えて、自分の表現にすること」が大切です。

難しく考えなくても大丈夫です。
日常生活の中で、親子で実践することができます。

例えばこんな場面・・・
 

スーパーの野菜売り場で

ニンジンを指して「What’s this?」と声掛けしてみましょう。
お子さんが答えなくても、
「It’s a carrot.」と答えまでセットで聞かせます。
じゃがいもでも同じように
「What’s this?」「It’s a potato.」と単語を置き換えて聴かせてみましょう。
 

ぬいぐるみで遊んでいる時

猫や犬、象などのぬいぐるみで遊んでいる時に
「Which one do you like?」と子どもに声をかけます。
「I like a cat, You like a dog, Your father likes an elephant!」などと楽しく会話してみましょう。
 

ごはんの時

「What are you eating?」と声をかけ、
「I’m eating potatoes, you are eating spaghetti!」と答えます。
 
少しくらい使い方が間違っていても大丈夫!
親が積極的に英語を使う姿を見せるだけ、聞かせるだけでも効果はあります。

自分が見たもの、食べたもの、したことなど、日常生活の中で英語のフレーズを聞くことで、記憶が定着していきます。
子どもの中で自分の事に置き換えられると、忘れない、使える英会話になるのです。

英語の環境が十分でない日本では、積極的に環境を作らなければ、いくら英会話を習ったりしても、忘れてしまいます。
一つからでも構いません。
無理せず、親が積極的に英語を使う様子を見せてあげましょう。
そうすることで、単語やフレーズを忘れない=記憶の定着へと繋がり、自然と自分の事が英語で表現できるようになるのです。

 
食卓で

 

「見る」+「聞く」レッスン

EQWELチャイルドアカデミー 英語コース「幼児クラス」のレッスンでは、フラッシュカードやアクティビティにイラストがたくさん出てきます。
イラストを「見る」+英単語の音を「聞く」をくり返し、大量に行い、日本語を介さず英単語の理解に繋げていきます。

また、レッスンは全て英語で行います。
単語が分からない場合、色や形など、その単語に付随する情報を英語で与えて、それをイメージできるように導きます。
そのような情報を補助輪にしながら、言葉をインプットするという学び方をします。

「単語をイメージする」
「英語を英語のまま理解する」
「フレーズを使ってアクティビティをしながら表現する」

EQWELの英語レッスンは、子どもが母国語を覚える順で行っているのです。
そのため、6歳までに【5,000語以上】の英単語を習得し(高校卒業時までの習得単語は約3,000語)、小学校卒業までに英検準一級対応のテキストで学ぶようになります。

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